大阪大学医学部を卒業後、主として大阪警察病院内科(25年間勤務)で糖尿病・高脂血症などの代謝性疾患や、甲状腺疾患などの内分泌疾患を中心に診療を続けてまいりました。
これらの疾患のうち糖尿病は、ほとんど自覚症状がなく、知らないうちに、合併症が発症・進行する厄介な病気です。合併症として、動脈硬化症から心筋梗塞や脳梗塞、腎症から慢性腎不全(時には人工透析が必要になる)、網膜症から視力障害、神経障害から足壊疽などをおこします。しかし、適切な治療を行えば、これらを最小限にとどめることもできます。
糖尿病合併症を防ぐには、血糖のみならず、高血圧や高脂血症などを、粘り強くコントロールし、合併症の程度を定期的に確認しなくてはなりません。高血糖、高血圧などの治療には、正しい食習慣や運動習慣も大切ですが、生活の質を保ちながら長期間持続させるには工夫も必要となります。
つまり糖尿病治療に関わるということは、患者さんの生活そのものに寄り添うと言うことです。
医師のみだけでなく、看護師、栄養士などスタッフ一同で、皆さんが療養される際の支えになり、ホッとできる診療空間を提供できればと思います。
またかかりつけ内科医として、急性疾患も随時診療します。入院や専門診療が必要な場合には、大阪警察病院のみならず、大阪赤十字病院、国立大阪医療センターなどや、近隣の専門医とも連携し、診療していきたいと考えています。
院長略歴
1978年 | 大阪大学医学部卒業 同第一内科入局 大阪大学第一内科、滋賀医科大学第三内科(医員→病棟主任)を経て |
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1990年 | 大阪警察病院内科医長 |
1993年 | 大阪警察病院内科副部長(兼人間ドックセンター長) |
2000年 | 大阪警察病院内科部長(糖尿病・内分泌疾患担当) |
2002年 | 大阪警察病院内科統括部長 |
2004年~2016年3月 | 大阪大学医学部臨床教授(内分泌代謝内科) |
2007年 | 大阪警察病院副院長 |
2015年4月 | こすぎ内科クリニック開設 |
資格・役員など
日本内科学会認定内科医・指導医
日本糖尿病学会認定専門医・指導医 (学会学術評議員)
日本内分泌学会内分泌代謝科専門医・指導医 (学会評議員)
日本人間ドック学会専門医・指導医
日本医師会認定健康スポーツ医
日本医師会認定産業医
大阪大学医学部臨床教授(内分泌代謝内科)
日本動脈硬化学会評議員
日本病態栄養学会評議員
大阪糖尿病協会理事
大阪糖尿病療養指導士認定機構会長